空舞う妖精
文才の無いヒトが書いたダメ文章倉庫です。ちなみに書き途中で放棄されたものが殆ど。連載中は日記サイト。管理人の日記はリンクよりどうぞ。
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IFメタル・パニック! 01「ホーリー・ナイト」
『大佐殿、本当に大丈夫ですか?』
「はい、大丈夫です、相良さん」
暗闇の中で2機の白い機体がゆっくりと進む。
ARX-8”レーバテイン”と、TRS-00”ホーリー・ナイト”。
今回の任務は、ホーリーナイトのオペレータ、テレサ・テスタロッサ大佐の初陣で、内容は麻薬の密輸を防ぐというものだ。
”トゥアハー・デ・ダナン”の艦長を兼任している大佐―テッサはつい先日AS(アーム・スレイブ)の操縦免許を取得したばかりで、自身の設計したこのASのならしと、テッサ自身の訓練をかねている。
ちなみにテッサが転ばずにいられるのは”ホーリー・ナイト”の高度なAIが全力でサポートしているからだ。
『もうそろそろです、武装の確認を忘れないでください、あと、前にはでないように』
テッサの護衛を勤めるウルズ2、3、7の3人は正直ヒヤヒヤだった。
『・・・ソースケ、テッサ転ぶと思う?』
『転ぶ可能性は・・・あるだろう、多分。残念ながら予測できない』
『あるんじゃない?フィン。たった数センチの段差で転んじゃうほどドン臭いんだし』
テッサには聞こえないように、3人は小声で喋った。
「こちら白天使です。聞こえてますよ?皆さん」
テッサは
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