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空舞う妖精

文才の無いヒトが書いたダメ文章倉庫です。ちなみに書き途中で放棄されたものが殆ど。連載中は日記サイト。管理人の日記はリンクよりどうぞ。

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ソニックダイバー第2話  功龍


「移動・・・?」
音羽の高い声。
「功龍・・・。イージス艦かぁ。『あたご』なんかもそうだねぇ。」
「確かにイージス艦だ。だが『功龍』は格納庫を改造してある。』
「ソニックダイバー専用に?」
「そうだ。」
塔虻は質問攻めに会う。
「4人相部屋ですか?」
「いや・・・。ちがう・・・。せまいが別部屋だ。」
結局、その日の朝礼は質問で終わるのだった。
「忙しくなりそうだね。」
「そうだねぇ。」
音羽と優香が一緒に廊下を歩く。
可憐は手紙を、瑛花はトレーニング優先のため一番最初に1回優香と音羽は2人でフライトをするのが日課。
「この下着やっぱりなれない・・・。」
「モーションスリット!!」
優香はフットスリットを装着中なのだが音羽はまだ制服を脱いでる真っ最中。
「早くなさい。」
そう言うと優香は部屋を去る。
そんな時いつもと違う事がおきた。

ヴィーンヴィーン。

非常警報がなる。
優香と音羽はモーションスリットのまま会議室へと向かう。
「今度はなに!?」
音羽が走りながら聞く。
「え?非常時だから鳴らすんでしょ。理由は知らないけど。」
優香は走りながら答える。
会議室に着く。
すでに可憐と瑛花は制服でたっていた。
「おそい。」
瑛花の冷たい一言。
「ええ。着替えてたから。音羽が見捨てるなうるさくて。」
普通にかます優香。
「えっと・・・。東京湾沖でワームが出没。セルはB-と推測される。ワームにより通信障害。アクアベースとの通信は出来ない。」
「わかってます。」
またも瑛花の冷たい一言。
その冷たい一言が塔虻にあたる。
「はいはい。わかってます。いつもの事です。」
優香も冷たい一言を発する。
「オイオイ、一条と藤原はひどいなぁ。」
苗字呼ばれされる。
一条は瑛花、藤原は優香。
「ま、いつもの事だけどな。」
「出動だ。」
4人は走り出す。
音羽と優香はスプレットブースへ、可憐と瑛花は更衣室へと向かった。
「今回は桜野と藤原が先頭きって飛ぶ、場所特定から。」
その言葉が優香の頭の中で飛び交う。
「了解、塔虻さん。」
そう呟くとペースをあげた。
「ちょっとまってぇ。」
スプレットブースが見えた。
スプレットブースに駆け込み目を閉じる。
体にピンクの色がつく。
低電圧をかけられる。ビリッとくる。
色が落ちる。
それを見計らって外へ飛び出しソニックダイバーへ同乗する。
「バイオフュードバック、接続、シンクロしました。」
優香のその言葉の後音羽も同じことを言う。
「音声認識、正面認識ID承認。」
「LOLP、パッシュブリカバリーシステム、オールグリン。」
「システムの全起動を確認。これより全システムのアップデートを開始します。」
「ソニックダイバー機動サーバー接続。通信速度、280LP。」
「白嵐、上艦許可。ください。」
「ソニックダイバー隊、上艦を許可します。」
優香からをの言葉を言い合う。
七恵のいつもの言葉の後、
「白嵐、テイクオフ!」
「ゼロ、いくよ!!」
2機は飛び出す。
「場所特定か・・・。楽な仕事だね。」
「その後クアドラかけるんだから体力消耗は激しいの!!」
優香のきつい言葉。
「そうだね。」
「レーダーで調べるね。」
優香の言葉。
「了解。」
2人は黙り込みレーダーに目を向けた。
零神のレーダーは白嵐、雷神などと比べ非常に低い。
見つけるのも難しい。
白嵐のレーダーは小型だが風神を上回る力を誇る。
が、同じゼロ機でも、風神は裏方専用機のためつけることが出来なかったのだ。
「ワームの近くに船舶を数せき発見!追尾します。」
優香のいきなりの言葉。
「えぇ~。ゼロの前に見つけちゃうなんてズルゥ~イ。」
音羽はそんななまけごとを言う。
船が見えた。
「ワーム、接近中。退避してください。」
優香が船に無線で声をかける。
「え・・・。しかしレーダーには・・・。」
船のほうは何のことだかわかってないらしい。
「貴方方はどうするつもりですか・・・?」
船のほうから質問が来る。
「倒します。この白嵐で。」
「え・・・。わ・・・わかりました・・・。」
船は東京方面へ急に旋回する。
それと同時に白嵐は上昇する。
「ち・・・ちょっとまってぁ。」
音羽のおなじみの言葉がでる。
「そのセリフ、聞き飽きた。」
「え・・・。この言葉今日が初めて使うんだけどぉ・・・。」
「毎回出てる。ホントお馬鹿三太郎ね。」
優香の言葉がすごく冷たく音羽は感じたらしい。
その後音羽は黙り込んでしまった。
前方にワームが見えた。
「場所特定完了。アクアベースへ通達。」


「白嵐から通達です。『場所特定。230キロで東京方面へ向かってる。』とのことです。」
速水たくみ(通信士、料理士)が言う。
「場所はわかった。雷神、風神を飛ばせる。ナノはまだ10分ある。飛べるか?」
塔虻が言う。
『まだ飛べます。』
優香からの通達が即座に届く。
「うむ・・・。」


「音羽、このまま飛ぶよ。行ける?」
「・・・」
音羽は黙り込んだままだ。
「音羽ぁ。聞いてる?」
「え・・・。なに・・・?」
いきなり白嵐のほうを見た。
「だから・・・。このまま飛ぶけど大丈夫って聞いてるの。」
優香が少し強く言う。
「と・・・飛べるよぉ。」
「頼もしい言葉。」
冷たく優香は言うと雲の上へ行った。
「上で待機する。」
「了解。」
雲の上はただ青い、ただ青かった。
機体は雲の中の氷が羽に少しついている。
「ねぇ、優香さんってメロンなんだよね。」
いきなり音羽が聞く。
「確かに言ったわ。音羽はどうなのぉ。」
「私はねぇ・・・。優香さんと同じメロン!」
元気よく言った。
「へぇ・・・。以外。音羽は苺だと思ってた。」
「そこまで子供じゃありませんよ。」
「子供っぽく見えてた。」
「子供じゃありません。」
「何言ってるの。」
急にかん高い声がする。
瑛花の声だ。
「早くかたずけましょう。」
可憐の声がした。
白嵐は白い機体を雲の中にむぐせ下へ行った。
「ま・・・まってぇ。」
零神も後を追う。
濃い緑の機体が光って見える。
「わぁ・・・。ゼロが光るときれいだね。」
「ホント、零神好きね。」
ほめ言葉のように優香は言った。
「攻撃開始。」
瑛花の言葉と同時に3機は攻撃開始した。
雷神も攻撃を開始する。
「セル、34000セル消滅。ワーム、回復速度ダウン。」
可憐の声と同時に上空へ上昇する。
「ワーム、捕獲区域突破。」
可憐の声と同時にクアドラをかける。
「方位、指定完了。」
「座標固定確認。」
『クアドラロック!!!』
4機が光る。
クアドラがかかる。
円形になりワームは丸くなった。
「ワーム強制固定確認。」
「アタック!!!!!!」
4機は攻撃する。
雷神の装備はANライフルを2丁、レーザー砲と大きい弾の主砲を装備する。
ワームは消滅し、爆発する。
「上昇!」
4機は上へ上がり爆風によるダメージを防ぐ。
「おわったぁ。」
音羽の一言。
「そうね。」
瑛花の言葉。
4機はアクアベースへ向かう。
途中花園基地の上を通る。
そのとき目にしたのは・・・。
「なに・・・。これ・・・。」
そこには陸に上がってる新しいイージス艦。
「功・・・龍・・・。」
優香が恐る恐る言う。
「功龍!!!??」
音羽と可憐が声をそろえて驚いた感じで言った。
「うそうそうそうそうそうそ!!なんでなんでなんで!!何で功龍が花園基地にあるのぉ!!!!」
「これが功龍・・・。」
瑛花が落ち着いて言う。
「こんなゴッツイのにゼロが乗るのぉ。」
「落ち着きなさい。」
『聞いてるかぁ。』
「塔虻さん・・・?』
「現在のカテゴリーは3。アクアベースとの通信が出来る範囲ね。」
優香の落ち着いた声。
『みちゃったかぁ。』
「はい。アクアベースに戻るため、花園基地の上を通ってたんです。そしたら・・・。」
『はいはい。功龍だろ!?』
「え・・・。そうです・・・。」
瑛花は恥ずかしそうに言った。
『とりあえず戻って来い。』
「は・・・はい・・・。」
4機はアクアベースへ戻った。


「あのことについて説明してください!!」
「功龍がなんで花園に・・・?」
「ねぇねぇねぇ。誰が乗るのぉ。」
「言ってくれればそれなりに動揺しなかったんですよ!!」
『ねぇねぇねぇ。』
4人の声がそろう。
塔虻は耳をふさぐ。
「あ・・・。その・・・。え・・・。言おうを思ってて忘れてただけだ。気にするな。」
『気にします!!!!!!!!!!!!!!」
4人は机を乗り出す。
塔虻はそれをよける。
「ねぇねぇねぇ。教えてください!!!!!!!」

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